Info
お茶や食堂
大分県玖珠郡九重町町田1877(Google map)
TEL: 0973-78-8809
Instagram
ウマいのは承知
はじめてお店に行ったのはいつだろうか。何かしらの会合で数年前から何度かお邪魔したことはありますが、とにかく何でもウマかった記憶は半分ある。あと半分はお酒の勢いで覚えていません。
とにかく楽しい飲み会を支えてくれるおいしい料理がたくさんある。そりゃあ酒も進むよね。
こんなお粗末な記憶だけが頼りですが、久しぶりにお店にお邪魔しました。
ほぼほぼはじめましてな感じです。(多分お話ししたことはあるかもですが、なにぶん酔っ払いだったでしょうから…)
あらためてお店の紹介を。
今回は呑みません。(運転あり&またまた記憶半分ではどうしようもない)
といいつつも何か食べたいなと、ノンアルでつまみながらお話を伺おうかと思っておりましたら…
出るわ出るわのおすすめメニュー。
取材なら、とのことでご用意いただき大変恐縮です(汗)
ひとりですが…(汗)
かみ
「ボリュームすごいですね!汗」
奥さん
「全然いいですよ!持ち帰りもできるので!」
おぉ、ありがたい。軽く2周食べたところでありがたく持ち帰り、家族の夕飯にいただきました。
(たぶん、なんだかんだ呑みながら話しながらなら結局ペロっといってそうな気もします。こんなそそるメニューを出されたら…呑みたい気分を抑えるのが大変でした…)
地元の方ならご存知の美味しさですよね。ご時世的にみんなでワイワイしづらいもので、久しく訪れていない方も多いのではないでしょうか?
お茶やさんではテイクアウトもできるので、ぜひ積極的に活用したいところ。家庭では再現できない飲み会メニューも、種類豊富なお茶やさんのメニューなら楽しく味わえます。
実際、取材中も数件のお持ち帰りオーダーが。知ってる人は積極的に活用していますね。
基本的にご主人と奥さんのおふたりで。
お店の営業のみならず、イベント出店なども精力的。
かみ
「定休日ってあるんですか?」
奥さん
「特になくて、月に何回か休みをいただいている感じですね」
かみ
「9月は2日だけ⁉︎」
奥さん
「台風もあったし、他の日も休めたけど。あとは予約がない時は早仕舞いさせてもらったりしている感じですね」
お忙しそうにされていることは、お店をご存知の方は理解できるでしょうし、こんなご時世においての安心感もありますね。唯一ではないですが、宝泉寺においての飯ドコロ・酒ドコロならここ!なイメージのお店ですね。
数年前からのコロナの影響もありますが、記憶にあるのは豪雨被害。ここ宝泉寺も大きな被害のあったエリアです。ダブルで何かと大変そうだったイメージもありますが、最近の宝泉寺温泉郷は何かと元気です!
宝泉寺温泉郷「元気!」プロジェクト
ご存知でしょうか、“宝泉寺温泉郷「元気!」プロジェクト”を。
コロナ禍と水害により、宝泉寺は大きな打撃を受けました。
しかし、私たちにとっては、みんなで一つの目的に向かって活動していくきっかけになったとも感じています。
多くの人が自然豊かなものを求めているいま、もっと宝泉寺のことを知ってもらいたい。
(宝泉寺温泉郷 復興元気!プロジェクトHPより ※抜粋)
宝泉寺温泉郷の若手メンバーを中心としたプロジェクトチーム。
みんなでひとつの目的に向かう、そう簡単なことではないですが、当時はそれだけの必要性と力を発揮させるほどの影響だったと思います。
このプロジェクトについての詳細は、ぜひ別の機会に存分にお知らせできればと思います!
地域といっても同業ひしめく温泉郷。実際のところ、私の経験上からもこのようなプロジェクトはなかなか継続しにくいもの。
そんなことも想定される中、いまもなおイベントや新しい仕掛けなど常に“楽しみ”を生み出しているプロジェクトでもあります。
あ…そん辺の詳細はまたあらためて別の機会に!
でも気になってしょうがない方はぜひインスタグラムをフォロー&チェックしてください!
さて、お茶やさんの奥さん。
開店準備のついでにお話を伺っておりましたら、プロジェクトのことはもちろんのこと、独自のお考えと思いも非常に強いものを持っていました。
奥さん
「ここが好きなんですよね。来てくれる人にゆっくり楽しんでもらいたいですし、もっと知って欲しいし。」
おそらくそういったことをおっしゃる方は、何かしらこのエリアに強い可能性を感じていると思います。「わかんないけど」とおどけつつも、何かを感じているからこそアクションを起こしている。
奥さん
「公園みたいに誰でもゆっくりできるところがあればいいな、と思って」
案内されたのは古い料理屋跡?の敷地。
奥さん
「で、ココを買って知り合いの方に一気に改装してもらって。誰でも自由に使える憩いのスペースみたいに。」
かみ
「誰でも自由に、って怖くないですか?」
奥さん
「んー。でも、これまで特にトラブルはないし、いいんじゃないですかね。」
奥さん
「こういうところがあるといいでしょ。イベントとかいろんなことができそうですし、まぁまず変な使い方はされないし(笑)」
ここでぜひ「お茶や」さんのインスタグラムアカウントをご覧いただきたいのですが、プロフィール欄におっしゃっていることがメッセージ的に記載してありました。
やらないよりやった方がいい事ならやる
皆んなの為にそれが自分の為になるはず❤︎
(お茶や インスタグラム プロフィールより)
奥さん
「大体時間があれば、こんなことしてますね。夫婦ふたりだけなので宝泉寺のために時間は使えます!」
元気!プロジェクトとしても、香り米、宝泉寺珈琲などのプロダクトの売り出しほか。サウナイベントや足湯「石櫃(いしびつ)の湯」の運営など多数の取組みに精力的。すごいよね。
おわりに
そんな奥さんは鹿児島県出身から福岡経由で玖珠へ。そして九重・宝泉寺へ。
もともと温泉好きだったこともあり、宝泉寺が大好きな感じがバンバン伝わってきます。でも押し付けない。ゆっくり楽しく楽しんでもらえれば十分!とのこと。
かみ
「お休みの日はご主人と一緒に色々されてるんですね。」
奥さん
「いや、主人は最近ソロキャンプにハマってるので全く別行動です(笑)」
ご主人
「最近始めたばっかりだからあんまり知られたくないけど、いろんなところで楽しんでるわ(笑)」
お気づきでしょうかね?
元々地元であるご主人と移り住んだ奥さんの関係性。
おそらくお二人それぞれがお店のこととライフスタイルの軸を持っている。結果、それらがうまく絡んで「宝泉寺温泉郷」の新しいアクションにもつながっていくと思います。
ん?よくわからない?
それはぜひ!お店に行ってお二人とおしゃべりしてみましょう!
…
…
追伸:揚げパンきなこ、絶品です!
(家に持ち帰らせていただいたテイクアウトメニューをつまみながらの編集…イイ感じになってまいりましたー笑)