有限会社 伊勢屋|さぁ、新米!おいしいお米を手に入れたいなら間違いなし。

Info

有限会社 伊勢屋
大分県玖珠郡玖珠町大字森1058-2(Google map)
TEL: 0973-72-0301
Instagram
Facebook

新米の季節ですよ

おいしいお米、食べてますか?

そもそも「米」食べてますか?

食べるよね、だっておいしいもの。

あ、10月は新米の季節ですね。

新米は特においしいですよね。

さぁ、お米といえば伊勢屋さん!

…。

そんな雑な書き出しでスタートいたしましたが、この秋の新米販売スタートです!

「食欲の秋」とか…まんまな表現は避けたいところですが、避けられずにはいられない。だって美味しい季節なんですもの。

そもそも伊勢屋さんのお米はどんなものなのか?お店は知っている方は多いでしょうけど、買ったことあります?

おいしいお米を届けるために

新米入荷しました。

米屋でお米を買うという機会はそうそうないもの。スーパーやネットで買う方もいらっしゃると思いますが、ぜひ直売もおすすめしたい!そんなお米屋「伊勢屋」さんです。

かみ
「いろんなパッケージがあるんですね」

江藤 優さん(以降:優さん)
「ですね、いろいろやってます。米屋として“いいな”と思うことはいろいろと考えてますね。」

優さん
「ウチのお米は玖珠・九重の農家さんから直接仕入れて販売しています。いいお米なのでそのまま販売したり卸したりだけでなく、商品としてもっといい方法がないかと。」

かみ
「色んなパターンがあっていいですよね。けっこう需要あるんじゃないですか?」

優さん
「そもそも米の消費が減っているので、もっとおいしいお米を食べてもらえる機会ができたらと考えているんですが…難しい部分もあります。でも贈答用やお祝いなどの商品も反応が出てきていますよ。」

パッケージのデザインは優さんによるもの。地元愛が詰まっています。

かみ
「息子さんがこうやっていろいろと考えてくれるのはいいですね。実際、お父さんはどう思いますか?」

江藤 正八さん(以降:正八さん)
「こうやっていろいろとやってくれるのは良いと思いますよ。米を食べてもらう機会をいろいろと考えていかなきゃと思っているので。」

約7年前に息子さんの優さんが帰郷し、家業に参加。さらに娘さん一家も帰郷。

長崎県壱岐出身の娘さんのご主人の内田さんは、アパレル・繊維業界の前職から転職の形。福岡市内で仕事・暮らしをしていたが、子育て環境のことなどを考え、奥さんの地元に。店舗の商品ディスプレイなど、前職の経験を生かし大きな力を担っています。

界隈の情報ですと、内田さんは気さくに色んな方に話しかけてくれるので奥様方・ママさんからの評判がかなり良いようです。(私の妻情報)

かみ
「何してるんですか?」

優さん
「米の水分量を測ってるんです。各農家さんによって仕上がりが異なるので。」

おいしいお米のためのチェックですね。

ん、鍋?

(昼食か?変なタイミングでお邪魔しちゃったかな…汗)

正八さん
「この鉄鍋で炊くのが一番うまいんよ」

(米?ご飯か!…わざわざ取材のために炊いてくださったのか、申し訳ない。汗)

優さん
「よし、食べよう!」

(あぁ…なんかスミマセン、わざわざ…汗)

(ん?何人分?)

奥さん
「うん、おいしいね。」

優さん
「うんうん」

正八さん
「うんうん」

正八さん
「どうぞ、食べて」

かみ
「いただきます(なんかスミマセン…)」

めっちゃうまい!これぞ新米!

奥さん
「味のチェックなんですよ。ちゃんと美味しくないと商品にしたくないので。」

かみ
「え!?入荷した米、全部チェックしてるんですか?(取材用じゃなかったのね…笑)」

優さん
「ですです。腹いっぱいになります(笑)」

ご家族みなさんで毎度、水分がこうだね、食感がいいね…などなど味の共有と確認を行なっているようです。

奥さん
「県外のお客さんから毎度買っていただいているんですが、ちゃんとおいしいお米を食べていただきたいですし、間違った商品は出したくないので。一応、みなさんに伝えているのは万が一、美味しくないと感じたら連絡してもらって交換するようにしています。そんなことはないように徹底していますが。」

商品を販売する上では当たり前のことかもしれませんが、家族で納得したものだけを商品として届ける。単純においしい・おいしくないだけでなく、卸先にあわせたブレンドに対応したり、ニーズに合わせて商品開発につなげています。

冒頭のパッケージラインナップもその通りですね。

米を作ったことはないけれど…

かみ
「そういえば、伊勢屋さんでお米って作ってないんですか?」

優さん
「ないですね」

正八さん
「手間と時間を考えたら無理よ」

そりゃそうだ。おいしい米を作っている農家さんの流通役ですからね。

優さん
「でも今年、農家さんから分けてもらって“バケツ稲”やってみたんですよ。良い勉強させてもらいました!」

米屋の「バケツ稲」成長日記(Instagram)

20代で家業に携わり、米に貪欲。

家業のために、地域のために、米のために、常に何かチャレンジをしている優さん。

実家に戻る際、真空パックの米販売はすぐにやりたいと考えていたそう。時を同じく、正八さんも専用の機材を準備していたそう。

特に事前の計画はなかったそうですが、さすが親子ですね。ナイスタイミング。

そして義兄の内田さんも加わり、伊勢屋さんの今後がますます楽しみです。

おわりに

おいしいお米は全国多々ありますが、“どこで買うか”ということはとても大切だと思います。

実際にお話をお伺いし、ご家族を知ることで、贈り物としての「おいしい米」はぜひ伊勢屋さんで買いたいと思わせてくれました。

そういえば、店前の暖簾に書かれた“伊勢屋 傳六(でんろく)”さん。

かみ
「創業者のお名前ですか?」

正八さん
「これ?いや、知らない人。なんか昔の墓にこの名前があって、いいなと思って拝借しただけ(笑)」

どんな人かもわからない人を店の暖簾に!そしてその感覚!

それぐらいの勢いが益々今後の楽しみを引き立てますね!笑

そんな感じですが、ホントおいしいお米を手に入れたいなら伊勢屋さんは間違いないです!